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2013.04.06 ヒミズ
都内、豪雨です
今日は本当は横浜に行く予定だったのですが、雨が強そうなので中止に。
でも実際に降り始めたのは15時位。
これだったら、早めに行って夕方に引き上げても良かったのにな~。
ま、でもあんまり雨降りだと、帰宅も早くしないといけないし、こういう日は家にいるのが無難ですな。

で、またまたDVD鑑賞。まあ、趣味のひとつですから。
園子温監督の「ヒミズ」

園監督の映画は何本か見てますが、本作はいつものエロ・グロは封印してます。
といっても、暴力描写は結構あるのだけど。

主人公は15歳の男の子。
ボートハウスに住んでいて、母親はよその男を連れ込んだり、挙句には彼を捨ててどこかへ行ってしまいます。
父親は時々訪れて、息子をめちゃくちゃに殴る・蹴るの虐待。
クズ親から生まれてきた不遇な少年ですが、彼に一途な想いを寄せるクラスメイトがいます。
その女の子は彼と違って裕福なおウチに住んでいるのですが、母親から虐待されており、貧富の差はあっても同じ状況の2人です。

この少女の役の女優さんが、宮崎あおいにそっくりです。
この映画見てて、つくづく子供は親を選べないだな~と痛感しました。
こういう子供は、表に出てないだけで、きっと沢山いると思うけれど、自分が育った環境を感謝しなければと改めて思います。

とにかくこの映画、心が痛くなるんです・・・痛い痛い。
やたらと主人公を殴るシーンが多くて、子供をそんなに殴るなよと映画ながらに思ってしまう。
ただ、彼の家のそばでテント張って住んでる人たちがいて、彼らは皆、震災で家を失った人たち。
不思議な人たちなんだけど、15歳の主人公を「住田さん」となぜかさん付けで呼んで、慕っているというか温かく見守ってるのが救いかな。

で、これ原作が漫画なんですよね。
原作はもっと淡々としてて、主人公を始め、あんなにハイテンションじゃないそうで。
映画のほうが妙に漫画的なノリでした。
後、園子温監督の映画って、やたらと出てくる女性が大声で詩を喋るシーンがあるのよね。
「恋の罪」でも、そういうシーンが多くて。これがちょっとウザイ。

最後は、彼はきっと更生できるのかしらと思わせる終わり方でした。
原作とは違うエンディングのようです。
でもきっとあの終わり方の方が良かったと思います。
救いようがない点では、「リリィシュシュのすべて」と似たような感じかなあ・・・

出演者は豪華ですが、いつもの園子温ワールド全開なキャストでした。
奥様は相変わらず出てるし、「冷たい熱帯魚」の出演者も多かった。
「冷たい熱帯魚」かなりグロかったです。ゴハン食べれなくなる・・・

本作の評価は賛否両論で、良いという人と酷評する人と分かれてますが、私はまずまず良かったと思います。
ただ、展開はものすごく漫画的。
テント暮らししてた人たちが、いきなり「今日でここを離れる」って皆いなくなっちゃったり。

見終わってあんまり、いい気分にはなりません。前回感想書いた作品に比べると、見終わった後の爽やかさとかなく。
一般的にハリウッド映画とかは、ハッピーエンドで爽快感あふれるものが多いですけどね。
というか、園子温の映画自体が、大概見終わってムカムカする感じのもの多いですから。
そういいつつ意外と見てるという

ディビッド・リンチの映画もハッピーエンドなんてほとんどなく、なんじゃこれな展開が多いですが、また見たくなる不思議な世界観で。
でも、園子温の映画って興味そそられるんだけど、また観たいって気にはならないのよね。
そこが、鬼才のリンチとの差かしら。

あ、ちょっと前に見た映画で、良かったのがあった。「ウィンターズボーン」
「世界にひとつ~」のジェニファー・ローレンス主演の地味な作品。
これもまた、過酷な環境の中、妹・弟と母親を守るために一生懸命な少女の役で。
アメリカって、華やかなハリウッドの映画とかドラマの世界はほんのひと握りで、実際は田舎だらけで、過酷な生活してる人々が、ほとんどなんでしょうな。
淡々としてて、とても地味だけど、良い作品だったと思います。

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